概要
ちゃんと考えてる?って言われたことはありますか?
考えていないわけではないのに、何を言えばよかったんだろうと思った経験はないでしょうか。
私は上司に言われたときに「ちゃんと」って何やねんって心の中でツッコんでいましたが、この本を読んでようやく意味が分かりました。どれだけ長い時間じっくり考えても、通用しないのです。思考の量ではなく質を高めることで、相手に心に伝わり、信頼してもらえます。
「7つの黄金法則」を手に入れて、「5つの思考法」を身につけることで、思考の質を高められます。誰でもちゃんと考えることができます。
※5つの思考法はかなり具体的で全て書き出すと、怒られそうな予感がするので皆さんの目でご確認ください!笑
「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則
- とにかく反応するな
- 頭のよさは他人が決める
- 人はちゃんと考えてくれる人を信頼する
- 人と闘うな、課題と闘え
- 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい
- 知識はだれかのために使って初めて知性となる
- 承認欲求を満たす側に回れ
心に刻まれた言葉
信頼が生まれる瞬間の心情はこうです。”この人、我々のためにちゃんと考えてくれるな”相手がこの心情になったとき、信頼が生まれ長期的な関係につながります。
頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉
今も不動産の営業をしていますが、お客さんの信頼を得るためには、自分がいかに本気であなたのことを考えているんだという気持ちを最大限伝えなければいけないと思いました。
これまでにも商談の際に自分の中では100%伝えきったと思っていても、実は80%くらいしか伝えきれていなかったりします。この言葉を知ってから100%伝えて相手の信頼を得るために、本気で準備をして本気で相手のことを考えて話すようになりました。
もちろん、経験や年齢による説得力など他に必要な要素もあると思いますが、どれだけの準備をしてきたのか良くも悪くも必ず伝わりますよね。
私も仕事に関わらず、このブログでも自分の言いたいことを100%伝えきれるように準備して、言葉に気持ちを乗せられるように積み重ねていきます!